赤ちゃんに最適な日焼け止め10選！選び方と使い方の注意点をご紹介

雑記

2024.05.16

本記事では、赤ちゃん用の日焼け止めの選び方とおすすめ製品について解説します。近年、紫外線が強くなる中で、赤ちゃんの肌を守るために悩む親御さんも多いことでしょう。日焼け止めを使用する時期やその適切な使い方など、よくある質問にもお答えします。

赤ちゃんに日焼け止めは必要ですか？

赤ちゃんの肌は非常に敏感で、皮膚が薄いため紫外線の影響を大人よりも受けやすくなっています。そのため、適切な日焼け対策が不可欠です。

特に紫外線が強い春夏の10〜14時ごろは、しっかりとした日焼け対策が必要です。

しかし、日焼け止めだけでは十分ではなく、汗で落ちたり塗りムラができたりすることがあります。帽子やラッシュガードなどと併用することをおすすめします。

さらに、大人用の日焼け止めは赤ちゃんの肌に刺激が強すぎたり、落としにくかったりするため、専用のベビー用日焼け止めを使うことが重要です。

赤ちゃんの肌は非常に薄く、水分量も少ないため、とても敏感です。日焼け止めの使用にはメリットだけでなく、リスクも考慮する必要があります。一般的には、生後3か月以降からの使用が目安ですが、それぞれの赤ちゃんの肌質や状態に応じて判断することが重要です。

日焼け止めが使えない時期の赤ちゃんには、長袖や長ズボンを着せて、肌をできるだけ覆うようにしましょう。つばが広く、首を保護するシェードがついた帽子も有効です。

ベビーカーを使用する際は、幌を下ろし、ブランケットをかけるなどして直射日光を避ける工夫をしてください。また、特に日差しが強い日は、外出を控えるのが望ましいです。

赤ちゃん用の日焼け止めは、肌への刺激が少なく、簡単に落とせるものを選ぶことで、トラブルを防ぎ手間も減らせます。

以下の3つのポイントに注目して選びましょう。

大人用の日焼け止めには、紫外線吸収剤、香料、アルコールなどが含まれており、塗り心地や持続性を高めています。

しかし、これらの成分は肌トラブルを引き起こす可能性があります。さらに、赤ちゃんは日焼け止めを塗った肌を舐めてしまうこともあるため、注意が必要です。

成分表をよく確認し、紫外線吸収剤ではなく、低刺激な紫外線散乱剤が使用されたノンケミカルの日焼け止めを選ぶようにしましょう。

洗い残しや擦りすぎは、肌トラブルの原因になります。赤ちゃんは強いクレンジング剤やボディソープを使用できないため、お湯や石鹸で簡単に落とせる日焼け止めを選びましょう。

顔についた日焼け止めは、お湯で湿らせたガーゼやハンカチで優しく拭き取ります。その後、泡立てた石鹸をおでこやほっぺ、鼻の頭に乗せ、優しくマッサージするように馴染ませてからよくすすぎます。

体も同様に、泡で包み込むようにして洗い流すことで、摩擦による刺激を抑えることができます。

赤ちゃん用の日焼け止めは、SPF20前後、PA＋＋を目安に選びましょう。

まず、SPFとPAの違いを簡単に説明します。

SPF: 紫外線B波（肌の赤みや水ぶくれの原因となる）をカットする時間を示す数値です。数値が高いほど効果が長持ちし、最大で50＋と表示されます。赤ちゃんに適したSPF20は、約6時間半の持続効果があります。
PA: 紫外線A波（しわやたるみの原因となる）を防ぐ効果を示す数値で、4段階に分かれています。プラスの数が多いほど効果が高く、赤ちゃんにおすすめのPA＋＋は「効果がかなりある」と評価されています。

「SPFやPAの値が高ければ高いほど良いのでは？」と思うかもしれませんが、高い値ほど紫外線吸収剤などの刺激の強い成分が多く含まれていることが多いです。そのため、赤ちゃんの月齢や肌の状態、使用目的に応じて、適切なレベルの日焼け止めを選ぶことが重要です。

日焼け止めには、のびがよくてベタつかないジェルやローション、保湿力が高いクリームなど、さまざまなタイプがあります。

それぞれにメリットや特徴があるので、自分のライフスタイルや好みに合わせて選びましょう。